95.Jリーグでもブンデスリーガでもない。啐啄(そったく)リーグです!

フィロソフィー

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、子どもの主体性を育む年間リーグについての話です。

川崎市の FC JUNTOS さんが主催する啐啄(そったく)リーグです。

これは、啐啄同時(そったくどうじ)という言葉からきています。

鳥の雛が卵の外へ出ようと殻を内からつつくことを「啐(そつ)」

母鳥がそれに応じて殻を外からつつくことを「啄(たく)」

と言います。

両者が一致し、同時であってこそ雛は誕生することができます。

サッカーにおいては、子どもが内発的な動機により主体的に自ら向上しようとする。

コーチはしかるべきタイミングでコーチングして積極的・計画的に子どもを成長させる。

コーチの声掛けは、啐啄と同じで早過ぎても遅過ぎてもダメなのです。

もちろん、多すぎても少なすぎてもダメ。

だから、コーチングは難しいのです。

実は、コーチが一番成長さえてもらっているのかもしれません。

このような考え方を基にして啐啄(そったく)リーグは開催されています。

その日のタイムスケジュールが本部に貼ってある。

それだけ。。。(笑)

子どもたちは、時計を見ながら何時からどのコートで試合かを確認しながら試合を楽しむ。

遊びに夢中になって、試合に間に合わない。。。(いつもすみません)

審判はいません。(セルフジャッジ)

だから当然言い争いや、ちょっとしたケンカが起きる。

それがいい。。。(笑)

1カ月に1回、このようなリーグ戦があるのは本当にありがたいです。

彼らは、自己主張やタイムマネージメントだけでなく、他のチームからの刺激を受けて人間力に磨きをかけています。

さらに、しらゆりでは、、、

5年生が3年生を電車・バスで連れて行きます。

乗る電車を間違えたり、降りる駅を間違えたり、道に迷ったりと、

トラブルも多いですが、そこでどのように対処するかが大切です。

車に乗って到着するのと、ハラハラドキドキ、未知に迷ったら人に聞きながら到着するのとでは、天と地の差です。

その経験が数年後、あるいは将来必ず活きてきます。

公共のマナーやルールなど、そこから学ぶことは非常に多いです。

もし、迷惑をかけていたら叱ってください!

今日1日があなたにとって最高の1日となりますように。

(^_-)-☆てつ

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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