97. サッカーと乱闘と割れたビール瓶、そして警察。プレーしたら死ぬな。

海外

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は日本と海外の「球際の激しさの違い」についてです。

オランダ、ドイツ、イギリスなどで数年間サッカーに携わった自分が、日本との一番の違いは?と聞かれると「球際の激しさ」や「本気度の違い」と答えます。

ドイツのU6(幼児チーム)でコーチをしていた時、日本人との本気度の違いにショックを受けました。

彼らは、リーグ戦の試合はもちろん、練習の中での試合でも負けたら泣いていました。

タックルもするし、スライディングで倒すのも普通だし、本気度を全面に出してプレーする。

要は、負けたくないのだ。

私は社会人のチームにも所属してプレーしていましたが、試合がいつしか乱闘になり、ビール瓶の投げ合いが始まり、警察が来る。。。なんてこともありました。

これにはサッカーにとどまらず、人種問題も深く関わっています。

公園で様々な国の人たちが集まり試合をすることもよくあるのですが、それも決して「遊び」ではありません。

ミスした時に「シャイセ!(くそ!)」という言葉がいつも飛び交います。その言葉は、自分に向けて言っているのです。

草サッカーと言えども、遊びなのに遊びじゃないんです。(汗)

数年前、オランダに日本人中学生チームが遠征に来ていました。

一緒にオランダの高校生年代の試合を見ていたのですが、ボソッと、、、

「俺たち、ここでプレーしたら死ぬな。」

と口に出していました。

当然です。

ピッチ際で試合を観戦し間近で体と体、肉と肉が衝突するのを目の当たりにし、骨と骨のぶつかり合う鈍い音を聞いている訳ですから。

私が伝えたいこと。

それは、球際の激しさが違うということ。

でも、残念ながら「球際の激しさが違う」という表現では到底理解してもらえない。。。

「百聞は一見に如かず」

誰か一緒に海外、行きませんか~?😁

今日1日があなたにとってドキドキワクワクする1日となりますように。

(^-^)/て

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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