おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。
いつもお話ししているように、練習中のケンカはOK!にしています。
ただし、ピッチはサッカーをする場所なので、ケンカはピッチの外でやる。
ケンカが終わり、仲直りができたら再び練習に戻る。
そんなルールが子どもたちに浸透しています。
1年生が試合中に転び、大泣きしながら誰々のせいだ!と怒っています。
そこにみんなが集まり、何やら話しています。ケンカの仲裁をしている感じです。
数分後、みんなは一度ピッチの外に行き、話をするグループと試合を再開するグループに分かれていました。
少し遠い所から見ていたので話の内容は理解できませんでしたが、彼らなら自分たちで解決できると確信していたので、あえてサポートには行きませんでした。
案の定、それから数分後、笑顔でプレーしています。
先日、年少クラスでもケンカがありました。
鬼ごっこの際にA君とB君がぶつかってA君が泣いていました。
そこへC君がやってきてA君とB君の手を取り、ピッチの外へ。
C君はケンカの仲裁を見事にやってのけ、A君とB君は何事も無かったかのように、もう一緒に走り回っている。
転んでいる人を見付けたらすぐに駆け寄って「だいじょうぶ?」と声をかけて手をもったり、頭をなでなでしたり、他者とのかかわりの中で成長しているのがよく理解できます。
他のお友だちのボールを見付けて持ってきてあげる優しい子もたくさんいます。
ただし、なんで持ってくるんだ!自分で取りに行こうと思っていたのに!と逆ギレされるシーンもあります(笑)
今後、予測不可能な時代の流れの中で生きていく子どもたち。
当然のことながら、目の前にある問題を自分の力で解決する力が必要です。
乗り越えられない壁は存在しませんが、そこから逃げてもいずれまたその壁は違う形でやってきます。
サッカーを通して壁を乗り越える力や問題解決能力を育むことができます。
特にキッズ年代において、心の葛藤やうまくいかないことを経験するのは大事です。
自分を表現し、たくさん失敗し、泣いて笑って成長するのです。
ただサッカーをやらせているだけ?勝ち負けに一喜一憂する?
あなたは?そして、あなたのチームは?
今日1日があなたにとって壁を乗り越える1日となりますように。
(^_-)てつ
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