347. 小学生サッカーでパスの基本練習を考える

フィロソフィー

サッカーを通して人間力も養いながら親子で一緒に成長したいとお考えの方に、独・英・Jクラブで確立した4ステップ理論を提供するキッズ育成スペシャリストのてっちゃんコーチです。

小学生サッカーにおけるパスの基本練習

小学生でも幼稚園児でも大人でも変わらないことがあります。

それは、サッカーはチームスポーツだし、協力するスポーツであるということです。

パスの基本的な練習を考える前に、サッカーがどんなスポーツなのかを知る必要がありそうです。

サッカーはパスやドリブルで自分を表現する

サッカーはピッチで自分を表現するスポーツなので、

自分の判断でプレーすれば良いのです。

ドリブルしたい子はすればいいし、パスしたい子はそうすればいい。

自分の長所を活かしてプレーしたいですね。

ただし、決まり事はあります。

幼児は自己中心的

年齢が低ければ、ボールと自分の関係性は非常に強いです。

自分のボールを他のお友だちに蹴られただけで泣いたり怒ったりします。

それは発育発達上、仕方のないことです。

誰もが通る道ですので、コーチはコントロール出来ません。

団子サッカーは当たり前!?

1つのボールに対する子どもの人数が多く、ゴールの数が少なければ、

当然団子サッカーになります。

年齢や環境によっては仕方のない面もあるでしょう。

自分を表現してほしい面もあります。

しかしながら、、、

サッカーはパスゲームである

サッカーはパスのゲームです。

一人でドリブルをして何人もかわしてシュートを決めることが出来れば良いですが。。。

そして、サッカーはみんなで協力するスポーツです。

チームワークが必要です。

つまり、自分がやりたいようにプレーするだけではダメだと言うことが分かります。

パスを使いながらみんなでゴールを目指すのです。

パスは出すのか?渡すのか?

パスを出す?渡す?

この表現の違いは似ているようで全然違います。

「パスを出す」

これは出したら終わりで、パスが味方に通ったかどうかはあまり気にしていません。

「パスを渡す」

これは、自分が出したパスが味方にちゃんと通ったかどうかまで言及しています。

ボールを蹴ってはいけない!?

ある方がこうおっしゃってました。

「サッカーではボールを蹴ってはいけない」

仲間と協力してパスをつなぎながらゴールを目指すことを考えたら、

「ボールを蹴る」

という表現はあまりふさわしくないような気もしますね。

ましてや、試合中に適当に判断なしでボールを蹴るのはNGとなります。

「蹴る」

「出す」

「渡す」

の違いを認識しましょう♪

えっ!?

小学生のパスの基本練習ですか?

たしかにそんな題名でしたね(汗)

それはまた今度書くことにしま~す♪

今日1日があなたにとって笑顔の多い1日となりますように。

(^_^)vてつ

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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