84.子どもの力を信じて任せるイベントとは?

低学年

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は夏休みに実施した「てっちゃんカップ」についての話です。

しらゆりの2・3年生で2日間にわたって実施し、子どもたちは様々な葛藤や気付き、工夫、自主性を発揮していました。

今回は、2年生と3年生の約30人を縦割りにしてチームを作り、予選リーグ・順位決定戦を行いました。

試合のルールは様々です。

やはり、4ゴールゲームも面白かったです。

得点の計算方法は、3年生は0点、2年生が1点。

つまり、3年生は2年生がシュート出来るようにプレーする。

あるいは、1周ルール。

チームメイトの全員が1点取らないと2点目を取れない。

などなど「ねらい」が散りばめられてます(笑)

予想通り、3年生が2年生にイライラして、思わず強い口調になってしまうこともありました。

でも、その3年生が試合後に、

「怒っちゃってごめんね」

と謝っていたのを見たときは、成長を感じました。

勝ちたくて勝ちたくて気持ちをコントロール出来ないのも分かります。

その気持ちは絶対に大切だし、認めてあげたい所です。

そして、面白かったのは、その3年生が謝っているのに、2年生がここぞとばかりに言い返している!!!

立場逆転。。。(笑)

お互いに言いたいことを言ったのか、しばらくしてから落ち着いてましたが。。。

運営方法は、子どもたちが自主的に行動できるような

「そったくリーグ」あるいは「しらゆり招待」スタイル。

※そったくリーグについては、後日書きます。

※しらゆり招待については、リンクを参考にしてください。

しらゆり招待inオランダ

 

この日のやり方は以下の通りです。

対戦表とタイムスケジュールをホワイトボードに書いておく。

それだけ。

自分たちで時計を見て進める。

審判はもちろんセルフジャッジ。

勝ち点、得失点などを計算して、順位も決める。

閉会式で司会が順位を発表し、1位から賞品を受け取る。

子どもたちだけでなく、保護者もいる前で堂々と司会進行する子どもたち。

立派です!!!

もちろん、サッカーの上達も目を見張るものがありました。

試合の中でパスミスしたり、コントロールをミスしたりしますが、失敗を恐れずどんどんプレーしている。

さっき、失敗したプレーを自分なりに考えているんでしょうか。

次は成功している。

少しずつかもしれませんが着実に

 

サッカーも上達し、

 

人間力も向上している。

 

やはり、オンザピッチとオフザピッチはイコールですね。

しらゆりのストロングポイントを改めて認識できた2日間でした。

子どもたちにとっては、楽しく(たまに葛藤もあり)サッカーをやっているだけですが、実は知らず知らずのうちに成長している。

そんな戦略が組み込まれているイベントです。

是非、あなたのチームでも〇〇カップ、取り組んでみてください。

ご報告をお待ちしております!

今日1日があなたにとって喜びの溢れる1日となりますように。

(^-^)/て

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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