239.オリジナルアプローチ(2年生)

キッズコーチング
Photo by Johan Bos on Pexels.com

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

1年生でたくさんの失敗や成功体験から「やる気」が十分に育った子どもは2年生になり、「集中力」に磨きがかかります。

 

2年生は集中力を磨くことを意識する

 

では、集中力はどのようにして磨かれるのでしょうか?

その答えは「経験のサイクル」を繰り返すことがポイントとなります。

その経験のサイクルとは?

 

「楽しい!」

  ⇓

「できた!」

  ⇓

「わかった!」

 

のサイクルです。

 

・泥団子をどれだけ固く作れるか。

・砂場で山を作り、トンネルを掘って開通させる。

・ブロックで作りたいものが試行錯誤の上、やっとできた。

 

これらの例で最初に気づくこと。

それは、

「やらされている」

のではなく

「自分から楽しんでいる」

ということです。

サッカーの場面では戦術的な要素を質問したり練習メニューを工夫したりすることでエッセンスを加えます。

 

例えば、

・ドリブルで奪われてばっかりだったけど、仲間にパスしたら簡単にゴールが決まった。

・一人だとボールを奪えなかったけど、仲間と2人で挟んだら簡単に奪えた。

・ボールから離れた所に走って、誰もいない所でパスをもらったらチャンスを作れた。

 

こんなことを、子どもに質問したり、時には教えたり、一緒に考えたりしてコーチも一緒に楽しんでしまう(笑)

 

親やコーチからやらされている勉強や練習で集中力はつきません。

最初の入り口はやっぱり「たのしい!」なのです。

そこから「できた!」⇒「わかった!」を繰り返すことで集中力が磨かれるのです。

では、このサイクルを繰り返すとどうなるか?

 

それは、

 

「さらに探求したくなる!」

 

ということです。

そしてこれが集中力の源になるのです。

 

子どもがせっかく夢中になって(集中して)遊んでいるのに、声をかけてしまう大人がいます。

これは本当にもったいないですよね。

サッカーの練習ではグループで作戦会議をすることで勝利を目指します。

仲間と一緒に「楽しい!」「できた!」「わかった!」を繰り返すのです。

 

今年1年間、2年生にはたくさんの事を教えてもらいました。

すごい勢いで戦術理解度が向上し、それに伴いオープンスキル(試合で使える技術)も向上しました。

子どもたちに感謝!ありがとうございます!

 

今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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