250. キッズ年代で「観る」とは?

フィロソフィー
Photo by Mustafa ezz on Pexels.com

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

大人の試合90分間のうち、ボールを触っている時間は1分。

残りの89分間は、相手と味方とスペースを観ながら走ったり止まったりしていることを昨日のブログで書きました。

全てのプレーのスタートは「観る」ことから始まります。

しかしながら、キッズ年代では考え方を変える必要がありそうです。

なぜならキッズ年代のサッカーは大人とは違うからです。

例えば、キッズの子どもたちは、、、

 

・自分とボールの関係性が強い。

・とにかく自分がボールを触っていたい!

・相手と1対1で戦うのが楽しい!

 

このように、発育発達の観点から言うと(良い悪いでなく)自己中心的なのです。

そして、戦いや競争が好きです。(全員ではないですが)

 

~1対1の練習~

 

サッカーで1対1の場面は少ないし、そもそもチームスポーツなので1対1の練習は多くの時間を割いてやるものではないかもしれません。

しかし、子どもは「戦い」が好きです。

勝った!負けた!がはっきりするので楽しく取り組むことができます。

この場合には、ボールを持った時に何を観るのかに注目します。

それはやはり

 

「相手」となります。

 

相手を観てかわして前に行き、シュートを決める!となります。

 

~2対1や2対2など仲間との関わり~

 

そして、このあと是非時間を取って取り組んで欲しいのは、2対1や2対2です。

ここでは仲間がいますので、パスという選択肢が増えることになります。

つまり、ボールを持った時に「観る」べきものは

 

「味方」となるわけです。

 

一人で攻めるよりも二人でパスを使って攻めた方が簡単!

となればしめたものですね!

 

まとめると、

 

・キッズ年代のサッカーは大人とは違う。

・ボールを触る時間を多くする。

~ボールを持った時に何を観るか~

・1対1の練習では「相手」を観る

・2対1や2対2の練習では「仲間」を観る

 

ここまで読んでくるとまたまた疑問が出てきます。

今はボールを持っている人に注目していますが、2対1や2対2だと

「ボールを持っていない時」があるわけです。

それはまた明日。。。

 

もう1つ付け加えると「観る」という習慣付けは、鬼ごっこでも養うことが出来ます。

工夫して取り組んでみてください🎵

P.S.「観る」を意識した鬼ごっこはどんなものがありますか?こっそり教えてください!

 

今日1日があなたにとって最高の1日となりますように。

(^-^)/てつ

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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