82.子どもがみるみる成長する、異年齢での関わり

フィロソフィー

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、異年齢での関わりの話です。

しらゆりでは、よく1年生と2年生、6年生と中学1年生などで一緒に練習をやります。

小学生が幼児の練習に混ざることもあります。

最初は幼児に対して遠慮することが出来ずガンガンドリブルして本気でシュートしていた小学生のS君。

コーチ:「もうちょっと小さい子どもたちのことを考えて~!」

S君:「えー分かんないよ~😵」

コーチ:「S君が小さい頃、パパとサッカーやって、全然ボールが取れない時あったよね。その時どんな気持ちだった?」

S君:「つまんなかった、、、」

コーチ:「今の幼稚園の子どもたち、どんな気持ちだろうね~」

S君:「。。。」

この後のS君は、皆さんのご想像の通り、とっても成長しました!

合宿は、4年生から6年生で行きました。各部屋に6年生がいるので下級生の面倒をみるわけです。

カレーキャンプは、2年生と3年生と中学1年生。

月1回は、川崎市で「そったくリーグ」があるので、5年生が3年生を電車・バスで連れていく。

サッカーも生活面も縦割りグループで関わりを持つことで、多くの学びがあります。

リーダーシップだけではグループがうまくいきません。

フォロワーシップも大切ですが、とにかく多くのリーダーシップの経験を積ませる。

みんながキャプテンやリーダーをやりたがる場合もあります。

船頭多くして船山に上る

こともあるわけですが、社会に出たときに

リーダーシップ(フォロワーシップ)を経験しているかどうか?

これは大変重要な問題です。

※しらゆりの子どもたちは心配いりませんよ~。

ところで、勉強でもスポーツでも身になる一番の方法は、

「人に教えること」

と言われています。

上級生が下級生に2人組でドリブルやキックを教える時もありますが、

これが面白い!子どもによってやり方が全然違う。。。

とにかく真似してみて!とデモンストレーションをする子。

手取り足取り細かく指示を出して教える子。

褒めて褒めて褒めまくって気持ち良くさせる子。

マーカーを使ってのドリブル練習なのに、

技術レベルを考えて、マーカーを使わずに始める子。

などなど、やり方は様々。

一度みんなを集めてそれぞれの指導法を共有して

また個人に落とし込んでいく。

すると、

指導のレベルが上がる!

(私たちコーチもとっても勉強になります)

~今日のまとめ~

  • 異年齢でリーダーシップの経験を!
  • 身に付く一番の方法は人に教えること。
  • みんなのアイデアを共有し、レベルアップを!

今日1日があなたにとって小さな発見を喜ぶ1日となりますように。

(^^)/て

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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