133.合同練習のたった数十分で驚くべき変化を見せた子どもたち

低学年

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、合同練習の効果についてです。

 

昨日、しらゆりの1年生と石川SC(神奈川県藤沢市)の1・2年生が合同練習を行いました。

 

まずは鬼ごっこ。

司会者役の子どもがみんなにどの鬼ごっこをするか聞きます。

最初は「ドロケイ」次に「氷オニ」でしたが、子どもたちのテンションはすでにMAX!

その後は、4ゴールの1対1、2対1、2対2と進みます。

しらゆりの選手と石川SCの選手が対戦したり、仲間になったりして楽しみます。

試合も、4ゴールで小さなピッチと大きめのピッチを経験しました。

 

最初は見事な団子サッカー!

試合中でしたが一度止めて、みんなに質問します。

「みんなは今このゴールに向かって攻めているよね」

「相手も全員近くにいるね」

「でも、攻めるゴールはいくつある?」

それだけ聞けば、団子状態から離れてパスを受けようとする選手が現れます!

特に上級生や女の子の存在は大きいです。

それで次の試合は、各チームに分かれて子どもたちだけで作戦会議の時間を取ります。

すると、1試合目よりも団子が大きくなった感じになる。

さらに、2試合目以降は反対側で待つ子やボールから走って離れてパスを受けようとする子が現れて、よりサッカーらしくなる。

最後の試合は、コートをいっぱいに使って攻撃しようとしている。。。

この間たった30分から40分。

驚くべき変化を見せた子どもたち。

でも、私がやったことは何か?

1回質問しただけ。そして、自分たちで作戦を考えさせただけ。

それだけでサッカーの戦術的理解度が高まり、目に見えて確実に上達している。

パスを出す。パスを受ける。

だけでなく、ドリブルしてターンしている選手もいる。

しかも、ピッチには子どもたちの声が響き渡る。

「ヘイ!こっちに出せ!」

「後ろにパスしろ!」

「おい!みんなマークしろ!」

コーチが「声を出せ!」なんて一言も言ってません。

やらされている感は全くないし、全員が常に関わっている。

 

劇的な変化を見せた子どもたち。

 

でも実は、こうなるためには秘密のアプローチが随所に散りばめられているんです。

 

それは、合同練習した時にでも。。。

 

今日1日があなたにとって笑顔の1日になりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

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※英語バージョンはこちら

English version kidsfootball coaching

 

 

 

 

 

 

 

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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