92.人の好い所を見つけて伝える「いいとこメガネ」

フィロソフィー

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、しらゆりでいつも練習後や試合後にやっている“いいとこメガネ、アドバイスメガネ、感想”から、「いいとこメガネ」についてです。

これは、CMを参考にしてナッチコーチが取り入れ、全学年でやっているミーティングの一種です。

 

まずは、みんなの顔が見えるように円形に立ってサークルを作る。

この立ち位置も大切です。円形を作るために、仲間を見て自分がどこに立てば良いかを考えなければいけないからです。

実は、これが試合でのポジショニングにも非常に関係しているんです。

隣の人や円の形を見ながら自分の立ち位置をすぐに決められる選手は、試合中のポジショニングがいいです。考えながら動ける選手です。

迷っている仲間に、「ここ入っていいよ!」と言える選手も素晴らしいです。

3年生くらいになると、綺麗な形の円がすぐに作れるようになります。

円の形が整ったところで、その日の仲間の良かった点を手を挙げて発表していく。

例えば、◯◯君は僕にいっぱいパスしてくれた。だからシュートを決めることができた!

パチパチ~拍手!

サッカー以外のいいとこメガネもたくさん出てきます。

僕が一人でミニゴールを運んでいたとき、◯◯君が助けに来てくれた!

パチパチ~拍手~!といった感じです。

私一人が気づく子どもたちの「よい所」には限界があります。

でも、子どもたちに発表してもらうと、実にたくさん出てきます。

「そんなことがあったんだ!」「そんな言葉や行動、気が付かなかったな~」

と感心してしまいます。

 

「人の良い所に目を向けて、しっかりと伝える」

 

この習慣は、周りの人たちと生きていく上でとても大切な力です。

誰しも人間関係で悩むことが多い。

それは脳科学的にも、どうしても人は「違い」に目を向けてしまうし、

自分と違う=良くない事

と捉えてしまう傾向があるからなのです。

 

キッズ年代から常に人の良い所を探す習慣を持つ

 

そんな狙いがあります。

 

それともう一つ。

それは、

 

「人前で自分の意見を伝える自己主張」

 

です。

この年代から

 

自分の意見を持つこと

 

 

それを人に伝えること

 

をトレーニングしているわけです。

グローバル社会の到来を見越して、私たちが今できるアプローチの一つです。

 

ちなみに、誰かが意見を発表すると必ず全員で拍手をプレゼントします。

その拍手が小さいとやり直しをさせる場合もあります。

小さい拍手はもらっても嬉しくないですし、

大きな拍手は “場のエネルギー” を上げる効果があります。

 

アドバイスメガネについては後日。。。お楽しみに。。。

 

今日1日があなたにとって人の良い所を見つけて伝えられる日となりますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★

 

 

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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