22.キッズ年代は根っこ作り

幼児

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんです。

世界3位のベルギーを相手に日本がここまで戦えるとは、誰が予想したでしょうか。受け身にならずに、みんなで攻めにいく素晴らしい戦いぶりに感動しました。

今回のワールドカップでは、ベスト16まで来ましたが、私たちキッズの指導者がしっかりと日本人を育てていけば、その先にいくことができると確信しました。

さて、以前湘南ベルマーレで巡回授業を通してサッカーの楽しさ、心の大切さを伝えてきたことを書きました。今日は、キッズ年代の指導がなぜ大切なのか。そして、ベルマーレでの活動で気付いたことが私の活動の原点になっているという話です。

私は、毎日必ずどこかの幼稚園・保育園・小学校に行き、サッカーのレッスンをしていました。サッカーを通して思いやり、協力、感謝などの美徳※1を伝えてきました。

そこで気付いたこと。。。

それは、学年が低ければ低いほど美徳など目に見えない大切な事は心に入る。学年が上がるとすでに人格の一部が形成されており、恥ずかしさや照れも重なり、なかなか心に入らない。という事です。

言ってみれば当然の事なのですが、7シーズンの自分の経験から確信しています。

サッカーを通して心にアプローチをすることの大切さ、そして、それはキッズ年代からスタートするべきだ。との考えから今に至ったわけです。

サッカーの指導はどのカテゴリーもそれなりの難しさがあります。特にキッズ年代の指導は、その子の人生の根っこ(土台)を作るものなので、責任重大です。

心の柔軟性があるうちに、人生を生きていくうえで大切なことを伝えていかなければなりません。もちろん、サッカーの技術・戦術も大切です。オンザピッチとオフザピッチ、サッカーとサッカー以外のこと、その両輪をバランスよく回せるように促していきたいものです。

私は、働きながら保育士や幼稚園教諭の免許を10年かけて取得しましたが、それは先生になるためではありません。(イギリス、日本でお世話になった幼稚園の先生方、スミマセン。。。)

サッカー界におけるキッズのスペシャリストになるためです。

更に精進し、努力を続けていきます。このブログでも、キッズ年代を担当しているコーチたちが、少しでも何かに気づき、現場に活かしてもらえたらと願っています。

サッカーやスポーツを通して、世界中の人々が笑顔・健康・幸せになれるよう、今後も更に頑張ります。

ワールドカップで日本がトップレベルになり、世界中から日本人の和の精神が称賛されるように、今日からまた力を合わせて皆さんと一緒に成長していきましょう!

サッカー日本代表、ありがとうございます。勇気と感動をもらいました。

今日1日があなたにとって志を立てる大切な1日となりますように!

(^^)/て

※美徳:人間が本来持っている美しい徳、よい行いのこと。思いやり、協力、感謝、尊敬、自己主張、忍耐、和、などのこと。

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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