おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。
今日は、ミックスゲームについての話です。
しらゆりで練習試合をやる場合(特に低学年)ほとんど必ずミックスゲームをやります。
ミックスゲームとは、味方も相手もごちゃまぜにしてチームを作り、試合をすることです。
当然、初めて出会う子どもたち同士なので「自己紹介」から始まります。
〇〇小学校の1年1組の△△です。あだ名は◇◇です。担任の先生は☆☆先生です。
と、担任の先生の名前まで。。。(笑)
その他、好きな食べ物、好きなサッカー選手、誰がキャプテンをやるかなど盛り上がります。
対抗戦で少し疲れた子どもも一気に笑顔になる!
子どもってすごいです。
大人がああしろこうしろ!と言わなくても自分たちでどんどん発言する。
そして表情が変わるのが分かります。
楽しい雰囲気がそうさせる?
普段あまり話さない子も話す場合が多いです。
普段はいじられキャラじゃないのに、いきなりいじられキャラになる子もいます。(笑)
ふとしたきっかけで、いじられる美味しさを知ってしまうのです。
また、プレー面でも同じことが言えます。
いつもは見たこともない、すごいパスやシュート、初対面なのに素晴らしいコンビネーションがたくさん見られます。
コーチに色々と言われることなく、自分を表現できるのがいいのでしょうか。
プレーの幅が広がり、今まで隠れていたポテンシャルをお互いに引き出します。
ですが、もちろんいいことばかりではありません。
楽しすぎて「おふざけ」がエスカレートして相手を嫌な気持ちにさせてしまうことや、傷ついてしまうこともあります。
ですが、それも含めてよい経験であることは間違いありません。
学びの場であり、成長の場となるのです。
最後には、MVPを選びますが技術的なことではなく、一生懸命コミュニケーションを取っている子や、普段あまり光があたらない子をよく見て、その子のよい所を見つけて発表します。
子どもたちからは、えっ!?なんで〇〇がMVPなの?ってビックリしますが、理由を説明すると、「お~!すげ~!〇〇やるじゃん!」となるわけです。
後日、そのチームのコーチから、あれがきっかけで自信を持ち、スイッチが入りました!と報告を受けると嬉しい気持ちになります。
なぜ、ミックスゲームをやるのか?
その根底には、
自分たちだけでなく、相手も一緒に上達し、成長する!
という考え方があるからです。
今日1日があなたにとって喜びの大きな1日となりますように。
(^_-)-☆て
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