55.それは、お医者さんごっこから始まった。

アラカルト

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、私の指導者人生のスタートは「お医者さんごっこ」からという話です。

 

私の“日本”での指導者人生スタートは千葉県柏市の幼稚園でした。

サッカーや幼児体育の時間だけでなく、普段の保育から子どもと関わることが大切!という考え方の素晴らしい幼稚園でした。

毎朝、色々なクラスに入って行き、コーナー保育で子どもたちと遊びます。

※コーナー保育とは、ままごと、積み木、製作、ブロックなどのコーナーを設置し、自分で好きな遊びを選んで、主体性、集中力、自己肯定感などを育む保育方法の1つ。

 

中でも人気だったのが、おままごとでの「お医者さんごっこ」でした。

 

私はいつも「患者役」、子どもが「医者」です。

 

子ども: 今日はどうしました?

私: あ、いえ、特に元気です。

子ども: まあ!大変!横になってください。

私: 先生、話が噛み合ってないような。。。

子ども: 熱を測りましょう!50℃ですね。

私: 50℃ですかっ?

子ども: はい、手術しましょう。お腹を出して!切ります!

私: 先生!それはおままごとで使う包丁ですよね?やめてください!痛いです!あ~!

子ども: はい!もう終わりました!

私: はやっ!ありがとうございました。

 

こんなやり取りを毎朝繰り返し、お医者さんの都合で何度もお腹を切られてきました。

お腹だけならまだしも、手も足も体中を5人くらいのお医者さんに切られまくることもしばしば。

命がけで子どもたちとの信頼関係を構築していきました。

 

つまり、ただ単にサッカーや体育の時間に出向いて行ってレッスンを行うのではなく、普段の保育からお互いの距離感を縮めることで相互に理解し、信頼関係を築ければ、レッスンの質が変わってくるということです。

 

キッズ年代のコーチをしているあなたも、ぜひお医者さんごっこからスタートしてみてください。(笑)

 

~今日のまとめ~

 

  • すべての指導のスタートは信頼関係から始まる。

 

  • 命がけで遊びに付き合おう!

 

 

今日1日があなたにとって人のために行動できる1日となりますように!

 

(^^)/て

 

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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