174.接続詞で伝わり方は180度変わる

低学年
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おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は接続詞についてです。

子どもたちは、毎回練習後も試合後もサークルミーティングをしています。

いいとこメガネで仲間の良い言動を伝え、アドバイスメガネで仲間の直して欲しい事を伝えます。(リクエスト)

アドバイスメガネで伝える順番は、必ずその人の良い所を伝えてからアドバイスを伝えて!とお願いしています。

いきなりアドバイスを言うと角が立つからです。

せっかく良い所を最初に伝えたのに、接続詞が「だけど」や「でも」などの逆接の接続詞を使ってしまうと、良い所がまるで無かったことのように打ち消されてしまいます。

なので、接続詞は「だから」や「それで」といった順接の接続詞を使って!とお願いしています。

例えば、

A君のドリブルはとてもうまいと思います!

だから

味方を見てパスも使うと、相手は困るし僕たちももっとうまく攻める事が出来ると思います。

という感じです。

「だから」の代わりに「でも」を使うと、前の文章が否定されるだけでなく、後から付ける文章も否定的、命令的になってしまいます。

結局伝えたいのは、「もっとパスして!」という事なのですが、

 

ドリブルはうまい、

でも

もっとパスを出して!

だと、言われた方はあまりいい気がしませんね。

これでは、せっかく良かれと思って言っている「ドリブルが上手い」はむしろ嫌味にさえ聞こえます。

もちろん、ビシッと言う時はストレートに伝えるのもアリですが、

相手に変わってほしい!行動変容を起こしてほしい時は、

①長所を認める

②順接の接続詞(だから、それで等)

③アドバイス(リクエスト)

という事で、接続詞に気を付けてください!という話でした。

あなたが子どもにこうなってほしい!と伝える時も同じですよね(笑)

昨日のブログの内容「リクエスト」を「承認」や「感謝の言葉」でサンドイッチすることも併せてトライしてみてください。

今日1日があなたにとって素敵な1日となりますように。

(^_-)てつ

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※英語バージョンはこちら

English version kidsfootball coaching

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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