130.お互いに尊敬しあえる関係を育むことで、人間的にも選手としても向上できる

フィロソフィー
Photo by icon0.com on Pexels.com

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は「尊敬」についてです。

 

サッカー界ではよく耳にする言葉 ‟リスペクト” (尊敬)ですが、周りの人たちと仲良く上手に生きていくためには本当に大切な力です。

・相手に対するリスペクト

・味方に対するリスペクト

・審判に対するリスペクト

・そして、自分自身に対するリスペクト

 

しらゆり招待では、子どもたちが大会運営、審判、グランド作り、開会式・閉会式を行います。

それは、選手としてだけではなく、様々な立場を経験してもらうためです。

いつもは大会に行けば、大人が環境を整えてくれて自分たちは試合をするだけ。。。

でも、ここでは自分たちですべてを行う。

グランドの線もまっすぐ引けないかもしれません。。。(笑)

時間通りに大会を進めることが難しいと感じる子どももいます。

開会式・閉会式で大勢の前で話すことが苦手な子どももいます。

審判をやって文句を言われることもあります。

 

毎年聞かれるコーチと子どもとの会話にこんなエピソードがあります。

A君 「コーチ!俺、審判やったんだけど、すげー文句言われた!」

私 「え~!?審判やって、文句言われたの?大変だったね~!ありがとうね!」

A君 「俺、ジャッジに自信あったのに、文句言われてスゲー嫌な気持ちになったよ!」

私 「それは嫌な気持ちになるよな~」

A君 「だから俺が試合に出ていたり、ベンチにいる時は審判に文句言わないようにする!」

私 「そうだね!そう思ってくれてコーチは嬉しいよ!」

 

これは、審判に対するリスペクトを実体験したほんの一例です。

本部やベンチなど1日を通してこんな経験をしているのです。

 

つまり、この大会で何が起きているのか?

 

結局、試合に出ている子どもよりも大会をサポートしている子どもの方が人間的に成長するんです。

そして、当然のことですが、それは選手としてのレベルも向上することを意味しています。

なぜなら、

 

オンザピッチ = オフザピッチ

 

だからです。

 

【尊敬】

自分がしてほしいように人と接する時、

私たちはその人との関係における

「信頼」と「やすらぎ」のレベルを

上昇させることができます。

 

今日1日があなたにとって尊敬を感じられる1日でありますように。

 

(^_-)-☆てつ

 

★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★

 

※英語バージョンはこちら

English version kidsfootball coaching

 

 

 

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

てっちゃんをフォローする
ブログをメールで無料購読

メールアドレスを記入してください。ブログ更新時にメールでご覧になれます。

80人の購読者に加わりましょう
フィロソフィー
てっちゃんをフォローする
伊勢原市のサッカーチーム「フォレスト」