おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。
今日は「モチベーション」と「アクノリッジ」の話です。
モチベーションとは動機づけのことです。
昨日も出てきましたが、心の内側からくるやる気は「内発的動機づけ」です。
“○○ができたら△△を買ってあげる” のような本人の外側からのやる気は「外発的動機づけ」です。
外発的動機づけは、単発の威力を発揮しますが、子育てやサッカーの指導においては好ましくありません。
なぜなら子育てもサッカーもずっと続いていくものだからです。
「シュートを3点決めたらゲームのソフトを買ってあげる。」
それは誰のためですか?
子どものためですか?それとも親(自分)を喜ばせるためですか?
周りの大人に自分の子どもを自慢するためですか?
そもそも、シュートを決めることがサッカーの全てですか?
相手からボールを奪う事。
味方からパスをもらうために走る事。
味方に決定的なパスを出す事。
みんなを盛り上げる事。
最後まであきらめない事。
楽しく一生懸命プレーする事。
ゴールキーパーでシュートを防ぐ事。
審判をリスペクトする事。
相手をリスペクトする事。
シュートを決めることは、サッカーのほんの一部です。
ご褒美をぶら下げて頑張らせる外発的動機づけには、こんなマイナス面もあります。
それは、ご褒美に際限が無くなってしまう事。
最初は小さなご褒美で良かったのですが、人間はそれで満足できなくなってしまいます。
お菓子
↓
おもちゃ
↓
ゲームソフト。。。
そして、、、
最初は、サッカーを頑張らせることが目的だったのに、いつの間にか子どもは、ご褒美をもらうことが目的になってしまいます。
これでは本末転倒ですね。
では、どのように本人のやる気を引き出すか???
サッカーであれば、コーチに任せましょう。
そして、どんどんコーチに聞きましょう。
親御さんができることは、
焦らず見守ることと、距離を上手に取ること。
近すぎたり遠すぎたり失敗もあるでしょう。
そうやって親が子どもに成長させてもらっているわけです。
もちろん、私もです。
ほめるのではなく、子どもの小さな変化を認めて伝えること。
専門用語では、アクノリッジ(承認)と言います。
ありのままの姿をただ伝えるだけで、子どもは不思議と自信と自己肯定感が高まります。
「凄いね!えらいね!」とほめるのではなく、
ただ、「がんばってるね!」と言葉をかける。
~今日のまとめ~
・動機づけには、内発的と外発的の2種類がある。
・外発的でななく、内発的動機づけで行動を促す。
・応援しているというスタンスを保ち、焦らずに見守る。
・ほめない。
・認める。
今日1日があなたにとってハッピーな出来事が起こる1日となりますように!
(^^)/て
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