423. 少年・幼児サッカー、練習の組み立て方~サッカークリニック9月号~

低学年

神奈川県伊勢原市のサッカーチーム『伊勢原FCフォレスト』は、伊勢原市・秦野市・厚木市・平塚市からたくさんの子どもたちが集まり、サッカーを楽しんでいます。

今回は少年・幼児年代での練習について、その組み立て方をお伝えします。

特にキッズ年代を指導しているコーチの方は、

サッカークリニック9月号のP98~P99をお読み頂ければ幸いです。

ゲーム(試合)中心

何と言ってもトレーニングの中心はゲーム(試合)形式です。

特にキッズ年代であれば試合の時間を多く取ることが大切です。

なぜなら子どもはゲームが大好きだし、

一番盛り上がるからです。

年齢、やる気を見極める

3才や4才であれば、もしかしたら試合よりもコーンにボールをぶつける方が楽しいかもしれません。

夏の時期は暑くてやる気が出ないかもしれません。

無理矢理ゲームをやったり、練習に参加させることは良くありません。

子どもの顔色ややる気具合を見て、自分からやりたい!と動くことが大切です。

習い事ではない

いつもお伝えしているように、スポーツは遊びです。

習い事という感覚があると、どうしても「教えて欲しい!」と保護者は思うでしょう。

しかし、主体的な遊びから様々な経験を通して子どもは成長します。

楽しい!が原点

キッズ年代の指導は、中高生の指導とは異なります。

まずは「楽しい!」という気持ちが持てないと続きません。

鬼ごっこも大切ですし、コーンを重ねることが楽しいのかもしれません。

子どもがコーンを重ねたときに「ダメ!」と言うのか、

コーチも一緒になって遊ぶのか?

あなたはどちらを選びますか?

工夫と経験が必要

コーンを重ねることができたら

「ボールをキックして倒してみよう!」

と言えばキックの練習になります。

コーンの重ね方、キックの距離、グループでの対決、ドリブルからのキックなど

子どもの意見を引き出しながら、遊びを発展させていきます。

コーンをゴールの中に作り、子どもチーム対コーチで戦えばゲーム(試合)が成立します。

このように自然な形で遊びから試合に持っていくのです。

あなたの指導力と人間力

キッズ年代の指導はコーチの圧倒的な指導力や人間力が試されます。

それはコーチの子どもを見る目、

子どもの考えや意見を引き出す力、

遊びを発展させる力、発想力、

そして、導く力が必要です。

更に

更に試合を理解する年齢になれば、

子どもが自分でも気が付かないくらい

自然に戦術的要素を組み込むことです。

これは、ただ単に練習メニューを与えてやらせるのとでは雲泥の差です。

見学や問い合わせ

お陰さまで

練習を見たい!

指導の相談をしたい!

子育てについて聞きたい!

という方が増えております。

ありがたいことです。

キッシーコーチのように勉強したい!という熱意のある方、ご連絡お待ちしております🎵

今日1日があなたにとって楽しい1日となりますように。

子育て・サッカー指導等の悩み相談も、
連絡を頂ければ解決の糸口が見付かるのかなぁと思っています。
どうぞお気軽に🎵

メール

mailto:ifc.forest@gmail.com

(^_^)vてつ

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★伊勢原駅前に国産木材でスタジアムを作る★

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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