450. 失敗ではなく成功にアプローチをするサッカー指導と子育て

アラカルト

神奈川県伊勢原市のサッカーチーム『伊勢原FCフォレスト』は、伊勢原市・秦野市・厚木市・平塚市からたくさんの子どもたちが集まり、サッカーを楽しんでいます。

 

昨日は失敗を改善する方法をお知らせしました。

特に生活面や子育てでは効果的です。

今日はサッカーやスポーツの場面でも

特に多用したい改善方法です。

サッカーコーチは必見です。

もちろん、子育てにも使えます!

 

失敗から学ぶ

 

サッカーはミスのスポーツです。

ミスをしない選手はいません。

特に子どもはミスから学びます。

ミスを怒鳴ったり感情的に怒ったりするコーチは

このブログの読者にはもういないと思います。

とは言うものの、ミスの後ろにある「意図」もあるので、

全てとは言いませんが。。。

失敗にアプローチする

 

昨日の手法では失敗にアプローチをしました。

冷静に質問することで

原因を本人が把握して

同じ間違いをしないように

解決案を導き出しました。

まだ自分で考える力がない場合や、

子どもの方から求めている場合には

問答式で気付かせるのもいいと思います。

あなたがその手法を使う、使わないにかかわらず

指導のレパートリーを増やすのは悪くないかなと思います。

失敗にアプローチしない

 

今日は昨日とは真逆の方法です。

昨日は失敗にアプローチしましたが、

今日は失敗にはアプローチをしません。

では何をどうすればいいの?

 

。。。

 

そうです!

 

成功にアプローチをするのです。

 

どうしてそのプレーがうまくいったのかを

質問して言葉にしてもらいます。

論理的に考えて受け答えする練習にもなります。

とは言え、言語化するのが苦手な子どももいるし、

感覚的にプレーしている子どももいます。

年齢や個々の性格にもよるので、コーチの適度なサポートは大切です。

成功体験を強化する

 

失敗の原因を探るよりも、

成功の原因を探るほうが楽しい!

どうして成功したの?

どうしてそんなにうまくいったの?

とコーチに聞かれて嬉しくない子どもはいません。

そこで、◯◯君すごいな~!

そういう事か!みんなの為にもなるな~。

ありがとうね~!

と共有すると自分がチームの役に立った!

と嬉しい気持ちになります。

快感情で満たす

 

快感情に満たされて、嬉しい気持ちでいっぱいになると

子どもはどうなるでしょう。

。。。

自分で自分を認められるようになり、

自己肯定感が上がり、

チャレンジするのが楽しくなります。

成功体験 > 失敗の恐怖

失敗への恐怖心よりも

成功への快感情の方が

行動意欲は大きくなります。

自分が満たされて自信を持ってプレーする方が

楽しく確実に上達します。

「やらされる」

のではなく

「自らやる」

からです。

 

スキルを使い分ける

 

昨日のように失敗にアプローチする方法もあるし、

今日のように成功にアプローチする方法もあります。

スポーツにも子育てにも使えます。

そして、失敗や成功ではない別の視点でアプローチする方法もたくさんあります。

まあ、それは後日ゆっくり伝えていきます。

お楽しみに。

 

今日1日があなたにとって視野の広がる1日となりますように。

 

子育て・サッカー指導等の悩み相談も、

連絡を頂ければ解決の糸口が見付かるのかなぁと思っています。

どうぞお気軽に🎵

 

メール

 

 

ifc.forest@gmail.com

 

(^_^)vてつ

 

P.S.バックナンバーを読みたい方は、一番下の方までスクロールすると「アーカイブ」があります。

 

★伊勢原駅前に国産木材でスタジアムを作る★

 

 

 

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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