神奈川県伊勢原市のサッカーチーム『伊勢原FCフォレスト』です。伊勢原・秦野・厚木・平塚からたくさんの選手が来てサッカーを楽しんでいます。
さて、今回はやりながら上達しちゃう目から鱗の行動学についてです。
スキーのインストラクター
学生時代にスキーのインストラクターのバイトをしていたことがあります。
教えていたのは、修学旅行で九州や大阪から来る高校生です。
そこでどのようにスキーを教えるのかをレクチャーしてもらいました。
衝撃の指導方法
教えてもらった指導方法は、私にとって衝撃的でした。
なぜなら、
初心者なのにすぐにリフトに乗せて滑らせろ!
というものでしたから。。。
私がイメージしていたのは、
板を平行にして斜面を登る。
板をカタカナの「ハ」の字にして斜面を登る。
わざとその場に転んで起き上がる。
「ハ」の字で止まる。
などです。
半信半疑でスタート
ほんの少しだけ、シャカシャカ歩いたら、
いざリフトに!
降り場で転んでしまう生徒ももちろんいます。
みんなが揃ったら、
「ハ」の字を作ってビクビクしながら滑り出します。
斜面の角度はかなり緩やかなのでスピードは出ません。
みんなで一列になって滑り出します。
ゲレンデ中に叫び声
「ギャー!」
「ワー!」
「怖い~!」
「ウワー!」
「助けて~!」
などの叫び声が響き渡ってます。
私はスパルタの怖いインストラクター
周りから見たらそのように見えたに違いありません。
それでもなんとか半分くらいまで来ました。
そこで気付く
あれっ!?
結構みんな滑れてるかも。。。
よく観察すると、
それぞれが自分なりに
手を広げてみたり
上半身を前屈みにしたり
ハの字の角度を変えてみたり
叫んでみたり(笑)
試行錯誤しながら滑っているではありませんか。
鬼コーチに変身!
下まで降りてきたら、
ハイ!リフトに乗るよ~!
「え~!?」
「ちょっと~!!!」
「もういくの~!?」
と生徒たちは文句タラタラ(笑)
2回目は劇的に上達!
ところが、2回目は1回目よりも半分くらいの時間で滑り降りて来たのです。
そして、
「先生楽しい~!」
「もう1回リフト乗ろう!」
という声。
私の先入観
私は、まずは基礎基本をみっちりやってから、
滑り出そう!という考えでした。
斜面を登る練習や転んで立ち上がる練習は
けっこう辛いし、面白くない。
でもこれができないと滑ることが出来ない。
しかし実際には
とにかくどんどん滑らせる。
滑りながらコツを掴んでいく。
もちろん、個人差はあるので
一人ひとりを見ながらのサポートには気を使う。
そうこうしているうちにどんどん上手くなる。
キッズのサッカーと同じ
この話を聞いて、キッズ年代の指導者のあなたは何を感じましたか?
もうご理解頂けると思いますので、
説明は省きます。
仕事も!?
そして、実はこれ、
仕事やプロジェクトなどでも同じです。
さあ、どんどんスタートしましょう。
行動しましょう🎵
滑って転んだら立てばいいのです。
こうかな?これかな?
スタートしてみると分かってきます。
一歩、いや、半歩でもいいので踏み出してみましょう。
考え過ぎているとスタート出来ませんよ~
さて、あなたは今どんな決意をしましたか?
今日1日があなたにとって新たなスタートとなりますように。
(^_^)vてつ
★伊勢原駅前に国産木材でスタジアムを作る★