神奈川県伊勢原市のサッカーチーム『伊勢原FCフォレスト』です。
今回は親のあきらめ(いい意味での)が子どもを上達させる件です。
プレーに親が介入する!?
子どものサッカーのプレーに関して、親がいちいち介入するという話をよく聞きます。
フォレストの保護者は方針を理解しているので、そのようなことはありません。
しかし、他のチームのコーチたちからはよく聞く事象です。
私は、そのような親の子どもが上達したのを見たことがありません。
一時的には上達することもあるでしょう。
しかし、もう少し長い目でみたら伸びないことは明らかです。
なぜでしょうか?
プレーしているのは誰?
プレーしているのは誰なのかを考えれば分かります。
プレーしているのは子どもです。
そこに関与するのはコーチです。
親ではありません。
もし、あなたが親でしかもコーチであれば注意が必要です。
どうしても熱くなる
自分の子どものプレーにはどうしても熱くなるのです。
親が子どもに何かを教えるのは難しいです。
関係性が近ければ近いほど感情的になってしまうからです。
でもそれは、子どもを愛しているから。。。
ですよね。
例えば、
関係ないチームの関係ない子どもがミスしても何も思いません。
しかし、我が子となっては話は別です。
ではどうするか?
距離を置くしかありません。
それが子どもの為であり、あなたの為です。
子どもと一緒になって一喜一憂するのは危険です。
子どもは子どもの世界があります。
たとえ親でも入るべきではないのです。
ただし大切なことがあります。
子どもとの距離をおいた方がいいのは明らかです。
しかし、
あなたの子どもへの愛情は惜しみ無くふりそそいでください。
プレーに介入するのではなく、
「サッカー頑張ってるね!」
「頑張ってる○○が好きだよ!」
「その姿を見るのがパパ(ママ)の喜びだよ。」
「サッカーを楽しんでくれて、仲間とも上手くやって成長してるね!」
このような言葉掛けとハグはどんどんしてください。
何故なら子どもは愛するあなたから認められたいからです。
あなたに認めてほしいのです。
欲しいのはプレーの介入ではなく、
愛の表現であり、
自分は愛されているという感覚です。
そしてもし、、、
子どもがプレーに関して
「ねえ、パパ、あの時パスをミスしちゃったんだけど、どうしたら良かったかな~?」
と聞いてきたら、その時初めて一緒に考えてみてください。
あなたが子どものためと思ってやっている
プレーの介入は
単なる押し付けであり、逆効果です。
あなたの愛の表現は、少し距離を置いた時、
子どもの方からやってきます。
自分に置き換える
あなたも、頼んでもないのに
「もっとこうしたらいいよ」
と言われたら嫌ですよね!?(笑)
だからあなたの最初のステップは
いい意味での「あきらめ」です。
大丈夫です!
さあ、肩の力を抜いて、
子どもを信じて、
少し離れることで、
子どもの可能性が広がります。
take it easy!
今日1日があなたにとってリラックスできる1日となりますように。
(^_^)vてつ
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