346. 少年サッカールールと就職の不思議な関係

フィロソフィー

おはようございます。キッズの育成スペシャリスト、てっちゃんコーチです。

少年サッカールール変更

少年サッカーだけでなく、サッカー界ではルールの変更が話題となっています。

今回の話題は同じルールでも自分たちで作るルールの話です。

境界線(ルール)を引く意味

サッカーの練習でも、専門学校の授業でも境界線(ルール)を設けています。

線の内側は、一生懸命サッカー(授業)するエリア。

線の外側は、そのルールを守れない人のエリア。

それは厳しいルールだと思いますか?

答えは逆です。

お互いにとって安心・安全を感じることができる大切なエリアです。

出入り自由♪

いつでも、内側から外側にいくことが出来ます。

心と体の準備が整えば、外側から内側に行くことが出来ます。

例えばケンカ!

フォレストでは、ケンカを大切にしています。

ケンカはオーケー!というルールがあります。

自分の意見を主張し、相手の意見を知る機会だからです。

お互いの立場を知り、すり合わせたり歩み寄ったり出来る機会だからです。

ですので、ケンカをするときは外側。

サッカーを一生懸命やる仲間の邪魔をしてはいけない。

それでも、仲直りできたら戻ってくることができる。

例えば、蹴られて痛い!

もちろん、サッカーであれば悪気なく相手の足を蹴ってしまうこともあるでしょう。

お互いに一生懸命プレーしていれば十分に起こり得ます。

蹴られたら痛いです。

でも、その場に横たわっていると皆の迷惑になってしまう。

だから、しばらく線の外で休む。

できそうならまたやる。

例えば、思い通りにいかない!

鬼ごっこを決めるとき、トラブルが起きます。

「俺は氷オニ!」

「俺は色オニ!」

「私は手つなぎオニ!」

そして、自分の要求が通らないと駄々をこねて寝そべってしまう。。。

子どもはルールを理解している

そんな時でも子ども同士で言ってます。

「線の向こうに行ってて!」

自分たちが楽しめるように、

自分たちでルールを守る。

それが楽しい!につながる。

ルールの本当の意味を理解できる。

ルールは強制されるもの?

ルールは大人が子どもに「守りなさい!」

と強制するものではなく、

自分たちが楽しめるように、

自分たちで守るもの。

自然にそれが出来ているフォレストの子どもたち

彼らは凄いな!と心底思います。

自己主張もできるし、ルールも守れる。

自分を大切にできるし、仲間も大切にできる。

自分で考えて行動できる。

本当にどんどん心が育っています。

数年後、この差は明らかになり、

10数年後社会に出る頃、決定的なものになります。

ルールの本当の意味を知っているフォレストの子どもたち。

その子どもたちが社会に出て就職したら、どんな会社を育てていくでしょうか?

今日1日があなたにとって将来を考えて決断する1日となりますように。

(^_^)vてつ

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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