神奈川県伊勢原市のサッカーチーム『伊勢原FCフォレスト』は、伊勢原市・秦野市・厚木市・平塚市からたくさんの子どもたちが集まり、サッカーを楽しんでいます。
今回は子どもたちが自分たちで決めた作戦についてです。
試合前のミーティング
昨日は2・3年生の市内リーグ戦1日目でした。
いつものように前半チームと後半チームを自分たちで決めます。
それぞれのチームでキャプテンを決めます。
システムやポジションも作戦ボードを使って一通りやります。
自分たちでやることに意味がありますからね。
今日はどんな成長にアプローチする?
公式戦ということもあり、みんなのモチベーションも高いようです。
こんな時はテーマを決めるとチームが1つにまとまります。
共通意識が生まれ、チームに一体感も生まれます。
ケースバイケースでコーチからのちょっとした働きかけや
方向付けも子どもの成長を後押しします。
だからと言ってトップダウンだと主体性を育むことは出来ません。
試合前のやり取り
私: 「今日の試合みんなどうなりたい?」
子ども: 「勝ちた~い!」
私: 「勝ったらどんないいことがある?」
子ども: 「嬉しい!」
私: 「嬉しいよね!嬉しくなったらどんないいことがある?」
子ども: 「喜び!」
私: 「お~!喜びか~!じゃあ、嬉しくなったり喜んだりするためにはどうしたらいい?」
子ども: 「試合に勝つ!」
私: 「勝つためにはどうしたらいい?」
子ども: 「粘り強く戦う!しつこくする!」
私: 「じゃあ、粘り強くて、しつこくて、ネバネバしてるものは?」
子ども: 「なっとう!!!」
私: 「じゃあ決まり!納豆作戦だ!」
これはちょうどいい!
実はボールを取られた後に取り返さなかったり、
追いかけるのを途中で止めてしまったりするのが気になってました。
子どもたちもそれに気付いていたのかどうかは分かりません。
でも粘り強く、食らい付くプレーをしてほしかったので、
「納豆作戦」
はちょうどいい!と思いました。
試合中に納豆コール!?
試合中にベンチメンバーが
「なっとう!なっとう!」
のかけ声だったり、
追いかけていない選手に対して
「おい!◯◯!納豆やれ!」
と声をかけたりしています。
試合に負けた瞬間も納豆コールをグランドに響かせていました。
なので、どっちのチームが勝ったのか、負けたのか、分からない状態でした(笑)
楽しい!の質
子どもたちはまだまだ成長の途中です。
むしろスタートしたばかり。。。
あと数年経てば、
一生懸命プレーすること、
真剣に戦うこと、
チームで力を合わせること、
それこそが楽しい!
と嫌でも変化していきます。
心と体の発育発達の過程を考えると
人間の自然な成長を阻害したり、
大人の価値観を無理矢理、押し付けたりして
良いことは全くありません。
キックオフの1分前
キックオフの1分前にもかかわらず、
バッタを捕まえているのはフォレストだけです(笑)
これも今のうちだけ。
オンとオフの切り替えも自分たちでできるようになってきます。
やるのは子ども。
コーチが全てをお膳立てしては意味がありません。
今日1日があなたにとってハッピーな1日となりますように。
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