93.2歳児の指導のちょっとしたコツ

キッズコーチング

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今まで3才児、4才児の話をしてきましたので、今回は5才!ではなく、2才にしたいと思います。

子どもは、7つのステップを順番に1段ずつ上がって成長していきます。

※日本キッズコーチング協会 を参考にしてください。

2歳児は「集中力」を育てる時期です。

1歳の時に、興味を持ったことに思いっきりチャレンジして「やる気」を刺激した子や、

小さな達成感を味わった子は、2歳になると「探求心」が生まれてきます。

そこで、「集中力」が養われるのです。

私の娘たちも当時、ブロックやレゴ、積み木などでずっと遊んでいました。

ご飯だろうが何だろうが、遊びに集中すると声が聞こえないのか?と思うくらいでした。

家の中でも姿が見えなくなって、どこにいったかな?と探すと部屋の隅の方でトイレットペーパーの芯や空になった牛乳パックで遊んでいました。

この時期は集中力を育むことが大切なので、

「興味を持って遊んでいる時は、そっとしておく」

ことが鉄則です。

そして、もちろん2歳は「イヤイヤ期」とも言われています。

自己主張やこだわりの激しい時期です。

自分の考えを伝えたいのに言葉ではまだうまく表現できないのでかんしゃくを起こす。

これは当然のことだと思いませんか?

「手伝って」とか「教えて」などの言葉を教える。

大人が上手く促すことが大切です。

きっとまた集中力を発揮して遊びに夢中になるかもしれません。

さて、サッカーではどのように指導すればよいでしょうか。

保護者の言葉でよく聞くフレーズがあります。

「サッカーなんだから、手を使っちゃダメ!」

「足を使いなさい!」

いや~!2歳だとまだサッカーのルール、分からないんですけど~(汗)

大切なのは、手だろうが足だろうがボールで遊ぶこと。

ボールは丸い、柔らかい、転がる、弾む。

転がす、つかむ、投げる、キックする、走る、ボールの動きを目で追う等々

親やコーチと遊びながら様々な動きを経験できればそれだけでOKです。

ここで注意してほしいのは、

子どもの成長には個人差がとてもある

ということ。

同じ2歳でも月齢によって、できることがだいぶ変わってきます。

他の子どもと比べることなく、とにかく楽しくボールで遊んだりスキンシップを取ったりしましょう。

~今日のまとめ~

  • 2歳は集中力を養う時期
  • 遊びに夢中ならそっとしておく
  • 言葉を教えて表現する術を身に付けさせる
  • サッカーにこだわらず、ボールで遊ぶ
  • 他の子どもと比べない

今日1日があなたにとってウキウキするような1日となりますように!

(^_-)-☆てつ

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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