89. 4歳児の指導のちょっとしたコツ

キッズコーチング

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、4才児の指導のちょっとしたコツについての話です。

日本キッズコーチング協会

では認知発達心理学から見る心の成長の7ステップコーチングを提唱しています。

先日、3才は自立心が育つ年齢とお伝えしました。※80回ブログ参照

3才で様々なことに集中力を発揮してきた子どもたちが次に登るステップは、我慢や努力です。

4才は「我慢する心」「努力する力」が育つ時期です。

遊びの中でおもちゃやブロックの取り合いになり、我慢する。

ブランコの順番を待つときに我慢する。

3才では出来なかったことが、4才になると少しずつ出来るようになります。

兄弟がいる場合には、常に様々な我慢のシチュエーションがありますよね。

(もちろん4才だけではないですけど)

 

しらゆりでサッカーをしている年中さんのクラスは、最近色々な場面で成長を感じます。

練習前に出欠を取るとき、ふざけていた子、喋っていた子たちが、

 

「今、自分はどうするべきか」

 

を考えて、静かに前を向いている!

シュート練習などの順番待ちも年少の時は、

「オレが!オレが!」と自己中心的だったのに、

年中になった今ではしっかりと並んでいる!

これも我慢する心が育ってきた証拠ですね。

 

4才で育む大切な生きる力とは?

 

自分の思い通りにならないことが、世の中には沢山ある。

それでも自分の心をコントロールする。

自分のことは自分でする習慣を徹底する。

それは、自律性の高い子どもに育つことを意味します。

サッカーの練習でも、普段の生活でも我慢している時、頑張っているな!という時があったら、それを認めてあげてください。

できれば「えらいね!」

ではなく、

「ちゃんと待てるようになったんだね~」

とか、

「そんな◯◯君が好きだよ!」

などの『承認』や『I メッセージ』を使いましょう!

 

さて、そこで

 

今日のワンポイントアドバイス!

 

我慢するって大変だし、ストレスがかかりますよね。

いつも「ダメ!」とか「我慢しなさい!」と言われていると、嫌になってしまいます。

自己肯定感も上がりません。

そこで、まず「いいよー!」と最初に受け入れちゃうんです(笑)

その後にこちらの希望をリクエストする。

 

子どもが「ねえ、ママ!テレビ見たいんだけどー!」と言ってきたら、、、

「ダメよ!宿題やってから!」

ではなく、

「いいよー!宿題終わったらいくらでも~☺️」

なーんて言ってみてはどうてしょう?

最初に『否定』されるのと、『肯定』されるのとでは天と地の差です。

 

今日1日があなたにとって嬉しいこと、楽しいことがたくさんある1日となりますように!

 

(^-^)/てつ

 

★いせはらに国産木材でスタジアムを作る★

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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