75.だまっていてもそうしてしまう裏技 プレイシング

キッズコーチング

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、「プレイシング」という行動科学の話です。

プレイシングとは、場所を表す英語 Place(プレイス)から来た言葉です。

昨日のブログで部屋の片づけを例に出しましたが、キッズ年代の子どもにとって言葉だけで行動するのは実は至難の業。。。

なので視覚を使った「片付けのしくみ作り」が重要です。

部屋を片付けよう!掃除しよう!と言葉で言うより、

黙っていてもそうしてしまう

裏技があるんです。

それは、、、

「プレイシング」です。

例えば、ブロックをしまう箱にはブロックのイラストや写真を貼っておく。

おもちゃの箱にそこにいれるべき物の写真などを貼っておくと自然に片付けられるようになります。

人の理解は5割以上が視覚から

言葉はなんと7%以下!

ですので、物の住所を決めて見て一発で分かるように工夫してみましょう。

プレイシングは、体操でもサッカーでも有効!

例えば、ただ単に「並んで~!」よりも

「線に並んで~」の方が並びやすい。

場合によっては、何も言わなくても並んでしまうかもしれません。

~ある日の幼児体育の授業風景から~

マットで前転(でんぐり返し)の練習です。

2~3回前転したらスタートに戻ります。

その際、「繰り返し何回もやろう!」という言葉に加えて、

マットの横にフープやフラットマーカーが並んでいたらどうでしょう?

自然とその道を進んでスタートに戻りますよね。

~ある日のサッカーの練習風景から~

「ボールをここに集めて!」だけでなく、

マーカーで円の形(ダムのように)を作るとどうでしょう。

そうです。簡単にボールを集められます。

おそらくあなたも知らず知らずのうちにプレイシングを使っているかも!?

~今日のまとめ~

  • 言葉よりも視覚からの方が理解できる。
  • 部屋の片づけは「しくみ」が大切。
  • ちょっとした視覚の工夫で自然と動く。
  • 練習や普段の生活でもプレイシングを活用しよう!

今日1日があなたにとって新しいしくみが発見できる1日となりますように。

(^^)/て

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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