73.境界線のチカラでやる気のある子が育つ。

フィロソフィー

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんです。

今日は境界線のチカラについてです。

 

サッカーにおいても私生活においても「境界線」は大切です。

サッカーのピッチは、サッカーをする場所。

しらゆりでは、ケンカはOK!むしろ大切にしています。

ただし、ここはサッカーをする場所。

 

だから、境界線を引く。

 

ケンカはピッチの外でやる。

お互いの意見をぶつける。

相手の立場に立って考えてみる。

仲直りをする。

練習再開!

という流れです。

 

ケンカだけでなく、会話の端々でも境界線を越えてしまうことがあります。

 

先日、ナッチコーチ(しらゆりのJY&5年担当)から嬉しい報告を聞けた。

その日、彼女は3年生の練習を始めようとしていた。

みんなを集めてサッカーの話からスタートしたが、その話題から逸脱したことで盛り上がり始めた。

そこで、彼女は

「ここは、サッカーをする場所」

「うまくなりたい人が集まる場所」

「面白い話をしたい人、おふざけしたい人はピッチの外でどうぞ!」

すると、雰囲気がピリッとして

「さあ!やるぞ!」

という練習に集中できる空気になった。とのことでした。

 

これも、境界線のチカラ。

 

上達したい!と思っている子が被害を被ってはならない。

一生懸命な子に光が当たるようにする。

ケンカの例も会話の例も、コーチは決して感情的になることなく、

「どうぞ~!こちらへ!」

という感じで促す。

 

「ケンカするならあっちでやれ!」(怒)

 

ではなく、

 

「終わって、心と体の準備が出来たらまた練習再開しようね!」

 

と、いたって冷静に対応できる。

練習は短い時間に集中してやる。

ダラダラやらない。

遊ぶ時は遊ぶ。やる時はやる。

その日の子どもたちの表情や、やる気をみて臨機応変に対応することが大切です。

 

特にこの夏は異常な暑さです。

だから、休憩・水分補給も兼ねて、わざとピッチ外の日陰でクイズ大会をやるときもあります。

「てっちゃん、早く試合やろうよ~!」

と言われますが、、、(笑)

 

と、言うことで話がそれましたが、今日のまとめです。

 

~今日のまとめ~

  • ピッチはサッカーをする場所

 

  • ケンカやおふざけはピッチの外で!

 

  • 境界線をしっかりと引く

 

  • 一生懸命な子に光を当てる

 

  • いつでも戻れる声かけをする

 

  • 雰囲気が良くなる(みんなが集中する)

 

今日1日があなたにとって境界線のチカラを意識できる1日となりますように。

(^-^)/て

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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