58. 自主性と主体性の違い

フィロソフィー

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日は、自主性と主体性の違いについてです。

結論から言うと、自主性は決められた枠の中で自分から率先して行動すること。

主体性は、その枠がない状態で自分で考えて行動すること。

となります。

別の言い方だと、

自主性は、やるべきことが明確に決まっていて、それを自らやること。

主体性は、何をやるべきか決まってない中で自分で考えて判断、決断、行動すること。

つまり、枠があるかないか。やるべきことが決まっているかいないか。

の違いです。

普段の生活でも勉強でもサッカーでも、やるべきことが決まっていて、それを人に言われる前にやれる人は、自主的な人。

ゴール設定があり、そこにいくためには、何をするべきかを考えて、失敗を恐れず行動できる人は、主体的な人となる。

サッカーにおいて、やるべきことはたくさんありますね。

自分の荷物だけでなく、チームの荷物も持つ。

チームで使うブルーシートを広げたり、たたんだりする。

荷物や水筒を整理整頓する。

あるいは、ポジションの役割を理解して、自分がやるべきプレーをやる。

これらは、「やるべきこと」なので、それをいかにして自分から率先して出来るかが「自主性」になります。

「主体性」は、こんな選手になるにはどうしたら良いかを考えて、自分で練習を工夫してできる。

あるいは、こんなプレーがしてみたい!という目的があり、その目的達成のために何をどうすれば良いかを考えて自分で練習メニューを組み立てる。

そんな感じでしょうか。

そう言えば、話は変わりますが、渡り鳥のV字飛行でも一番空気抵抗を受ける先頭は順番に代わっているそうですね。うまく役割分担している。。。

話が脱線してスミマセン。

いずれにしても、人間力を磨くためには、

「自主性」も「主体性」も大切です!

それらは、常に指示と命令を受けながらでは、育むことは出来ません。

失敗を重ねて、なおも行動する。

だから時間がかかります。

昨日も書きましたが、「自主性、主体性」は、私が大切にしている指導理念であり、フィロソフィーです。

今日もあなたにとって、何かを学べる1日となりますように!

(^-^)/て

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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