おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。
今日は、合同練習の効果についてです。
昨日、しらゆりの1年生と石川SC(神奈川県藤沢市)の1・2年生が合同練習を行いました。
まずは鬼ごっこ。
司会者役の子どもがみんなにどの鬼ごっこをするか聞きます。
最初は「ドロケイ」次に「氷オニ」でしたが、子どもたちのテンションはすでにMAX!
その後は、4ゴールの1対1、2対1、2対2と進みます。
しらゆりの選手と石川SCの選手が対戦したり、仲間になったりして楽しみます。
試合も、4ゴールで小さなピッチと大きめのピッチを経験しました。
最初は見事な団子サッカー!
試合中でしたが一度止めて、みんなに質問します。
「みんなは今このゴールに向かって攻めているよね」
「相手も全員近くにいるね」
「でも、攻めるゴールはいくつある?」
それだけ聞けば、団子状態から離れてパスを受けようとする選手が現れます!
特に上級生や女の子の存在は大きいです。
それで次の試合は、各チームに分かれて子どもたちだけで作戦会議の時間を取ります。
すると、1試合目よりも団子が大きくなった感じになる。
さらに、2試合目以降は反対側で待つ子やボールから走って離れてパスを受けようとする子が現れて、よりサッカーらしくなる。
最後の試合は、コートをいっぱいに使って攻撃しようとしている。。。
この間たった30分から40分。
驚くべき変化を見せた子どもたち。
でも、私がやったことは何か?
1回質問しただけ。そして、自分たちで作戦を考えさせただけ。
それだけでサッカーの戦術的理解度が高まり、目に見えて確実に上達している。
パスを出す。パスを受ける。
だけでなく、ドリブルしてターンしている選手もいる。
しかも、ピッチには子どもたちの声が響き渡る。
「ヘイ!こっちに出せ!」
「後ろにパスしろ!」
「おい!みんなマークしろ!」
コーチが「声を出せ!」なんて一言も言ってません。
やらされている感は全くないし、全員が常に関わっている。
劇的な変化を見せた子どもたち。
でも実は、こうなるためには秘密のアプローチが随所に散りばめられているんです。
それは、合同練習した時にでも。。。
今日1日があなたにとって笑顔の1日になりますように。
(^_-)-☆てつ
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