101.ケンカ

低学年

おはようございます。キッズのスペシャリスト、てっちゃんコーチです。

今日はケンカについての話です。

先日の練習中、3年生が激しいケンカをしました。

殴り合い、つかみ合い、そしてひっかき傷も少しだけ作ってしまいました。

きっかけは手つなぎ鬼ごっこ。鬼にタッチされたら手をつなぐという鬼ごっこです。

鬼のA君は、B君にタッチしました。

ところが、B君は手をつながず、パンチ!!!

もちろん、A君は怒る!B君も怒る!ケンカが始まる。。。

しらゆりでは、ケンカしてもいいよ~!とケンカを容認しています。

ただし、境界線は引きます。

ここはサッカーをやる場所。うまくなりたい人がサッカーを楽しむ場所。

だからケンカはピッチの外でやりましょう!というルールがあります。

なぜ、ケンカを容認しているのでしょうか。

それは、ケンカから学べることがとても多いからです。

  • 自分の意見をしっかりと主張する。
  • 自分と違う意見があることを知る。
  • 心をコントロールする。
  • 受け入れる素直さを育む。
  • お互いの意見のギャップをどう埋めるのか考える。
  • 認める。謝る。

など、自己主張や他者理解、コミュニケーション能力の向上が期待できます。

ケンカをすることで、こんなにいいことがあるのです。

この日はとてもヒートアップしすぎてしまったので、コーチが仲裁に入りました。

しばらく時間を置き、落ち着いたところでお互いの話を聞く。

B君がタッチされたのに、手を繋がなかった理由もちゃんとあるのです。

それは、ボールが転がっていたので危ないからしまっていた時にタッチされたと。

このように、子どもだけで解決できない場合には、コーチが橋渡しをする場合もあります。

気持ちは分かったよ!といったん心に寄り添い、パンチするのはどうだったかな?

と聞くと答えは「ダメ」

そうだよね~。

すると、B君はA君に「ごめんね」A君も「いいよ」

二人ともさっきまでの取っ組み合いがウソのように、握手してハグして練習に戻っていきました。

もちろん、二人の保護者にはちゃんと説明をし、フォローしています。

今日1日があなたにとって幸せな1日となりますように。

(^_-)-☆て

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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