30.なぜ、今、人間力なのか?②

フィロソフィー

おはようございます!キッズのスペシャリスト、てっちゃんです。

今日も昨日に引き続き、人間力の話です。

今まで求められていた人間力は、

 

言われたことを忠実にやること

 

でした。

では、これからはどうでしょうか?

もうすでに、グローバル化の波は押し寄せ、人工知能、自動化、センサー、全てのものがネットに繋がる状態になってきました。

これは何を意味するのでしょうか?

そうです。単純作業はロボットか、人件費の安い所がやるわけです。

 

職が奪われる

 

これは本当でしょうか?

ある意味では本当だと思います。

今の子どもたちが社会に出る頃には、確実に社会情勢、仕事のあり方は変化しています。

今ある職業は無くなり、新しい職業が出来ていることでしょう。

私たち大人(保護者)はそれが分かっています。

分かっているのに、なぜ今行動しないのでしょうか?子どもを路頭に迷わせるか否かは、保護者の行動にかかっています。

さて、そのような社会において必要なのはどのような力でしょうか。

それは、

自ら考え、行動する力

問題を解決する力

人とコミュニケーションを取る力

創造する力

等々です。

つまり、言われたことをやるだけではなく、自ら思考し、協同し、チャレンジする力が求められているのです。

実は、サッカーでそれらの力を育むことが出来ます。

それは、

 

サッカーというスポーツが「社会の縮図」と同じ

 

だからです。

 

それでもなお、あなたはサッカーの指導現場で、指示命令を出し続けますか?

もちろん、ボトムアップだけでなくトップダウンも必要です。

子どもだけの発想には限界があり、特に依存状態にある育成年代においては、戦術をしっかりと教え込むことも時には必要です。指示命令を出すこともあります。

私たちしらゆりのコーチ陣は、選手の成長、サッカーの指導方法を常にコミュニケーションを取りながら勉強しています。そして、子どもたちと一緒に取り組んでいます。

あなたのクラブでは、子どもたちの何を育成しようとしていますか。

しらゆりでは、

サッカーだけではない所が指導理念の柱となっています。

 

 

サッカーというスポーツは、決められたポジションごとの役割があるものの、一人ひとりの自主性がパフォーマンスに大きく関係しています。

私たち大人は、子どもたちの将来を見据えて、今、何が出来るのかを考えなければならないのです。

「サッカーは社会の縮図」については、また後日お伝えします。

 

では、今日もあなたにとって新しい発見のある素敵な1日となりますように!

(^-^)/て

★伊勢原に国産木材でスタジアムを作る★

一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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