344. 少年サッカーと親の口出しと期待

フィロソフィー

サッカーを通して人間力も養いながら親子で一緒に成長したいとお考え方に、独・英・Jクラブで確立した4ステップ理論を提供するキッズ育成スペシャリストのてっちゃんです。

なぜサッカーなのか? 親の期待

親であるあなたはなぜ、子どもを少年サッカーチームに入れたいのですか?

サッカーをさせることで、少年サッカーチームに何を期待していますか?

  • 勝っている姿を見て満足したいですか?
  • チームプレーで回りからの協力を学ばせたい?
  • 将来プロサッカー選手になることを期待している。

満足したいのはあなたですか?

子どもですか?

本当に満足したいのは誰ですか?

少年サッカーチームの親のサイドコーチング(口出し)

少年サッカーチームの練習や試合を見に来ている親御さんで、プレーをしているご自分のお子さんに、コーチのような言葉をかけていることが多いですよね。いわゆるサイドコーチングです。

「がんばれー!」

「ナイスプレー!」

なら良いのですが、

「いけ―!」

「シュート!」

「負けるな!」

「蹴れ!」

「クリア!」

「外に出しちゃえ!」

サッカーは判断のスポーツ

これだけネットが普及し、情報を集めることができる時代です。

だから「サッカーは判断のスポーツ」だって知ってるはずです。

子どもが判断するんです。

しかも、それは

選手一人ひとりにゆだねられます。

子どもをコントロールしてロボットに、したいのならそうしてください。

指示と命令を出して動かしてください。

でも、そうではないと分かっているはず。

だからこそ、声かけは非常に繊細で注意を要します。

コーチが言ってたらアウトです。

「蹴れ!」

「外に出せ!」

とか安易にコーチが子どもに言ってたらアウトです。

もちろん、ポジショニングを伝えることも大切です。

しかし、年齢とレベルを考慮する必要があります。

教えるにしても「お前はそこに立ってろ!」というコーチングって。。。

コーチの方が子どもより偉いんですか?

コーチの声かけ

コーチが子どもにかける声を聞けば分かります。

コーチと子どもの関係性。

コーチが子どもを信頼しているか。

子どもがコーチを信頼しているか。

誰が主役なのか。

あなたは?

あなたのチームのコーチは?

とは言え、

色々なチームがあっていいし、それをリスペクトしなければ!

とも思っている、てっちゃんでした。

今日1日があなたにとって何かを振り返る1日となりますように。

(^_^)vてつ

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一場 哲宏(てっちゃんコーチ)

1973年3月29日生まれ、千葉市出身。
日本体育大学に進学後、ドイツのケルン体育大学にて交換留学生として4年間サッカーの指導法を学ぶ。ケルンの街クラブで5・6才カテゴリーの監督を務めた。以降、イギリス・ロンドンの日本人向け幼稚園や湘南ベルマーレなど国内外で指導。2013年から6年間FCしらゆりシーガルス監督を経て2019年には一般社団法人伊勢原FCフォレストを設立。同チーム代表理事。 指導者B級ライセンス、キッズリーダーインストラクター、幼稚園教諭一種、保育士、JAKC認定キッズコーチングトレーナーの資格を持つ。

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